【車内の雑談より、その①】

 

こんにちは、DIYとアウトドア好きの塗装職人二年生のスタッフです。

 

お客様のお宅には、画像のような派手な作業車で平塚市より伺います。 あっ！私の勝手な妄想なので、現実とは異なりますので悪しからず。

 

 

先週は、久しぶりに代表の細川と同行作業でした。いつも移動中の車内では様々な話をするのですが、今回は「珪藻土」ってワードが登場しました。

近年、その吸湿性を生かしてバスマットの代わりにボード状の製品も普及していますね。

もちろん壁面塗料としても幅広く使用されていますが、外壁には不向きで内壁や装飾に適している素材のようです。

 

気になってしまい少し調べてみたので備忘録として。

 

漆喰は、今から2000年ほど前のギリシャでも火に強い素材として、耐火レンガの原料に使用されていた歴史があるそうです。

1990年後半頃、シックハウス症候群が問題になり始めたことで、天然素材の塗り壁が再評価され始めました。その際に漆喰と共に珪藻土が塗り壁の素材として注目を浴びました。キッチンやトイレ・お風呂やリビングなど様々な場所で珪藻土の壁が採用されています。

漆喰と珪藻土を比較すると、調湿性は両方にあるが、珪藻土の方が優れている。 漆喰はその他に、「消臭性」「防カビ・抗菌性」「丈夫な壁としての「堅牢性（強度）」も持ち合わせています。総合的に見て漆喰を選ばれる方が多いようです。

しかし、珪藻土は漆喰に似た風合いの外観に仕上げることが可能で、着色や模様の表現、施工性、コスト面など優れている点も多くあります。

 

【利点】

・湿度の調整機能

・脱臭効果

・非常に高い耐火性能

・高い断熱性能

・漆喰は、着色が困難で不向きな事から白系統の色が多いが、

珪藻土は、顔料を混ぜて様々な色合いに着色が可能。

 

【欠点】

・色の濃い液体をこぼしてしまった場合にシミになり、汚れが取りづらくなる。

・触ったり撫でたりした場合、粉がポロポロと落ちてしまう事がある。

・出隅や入隅部分ではひび割れが起こりやすい。

・珪藻土の吸湿能力が仇となり、水分を溜め込んでいるところに皮脂汚れなどがついた場合、その汚れを餌にしてカビが繁殖してしまう可能性がある。

 

 

さて、この素材を使って、あんな事や、そんな事をお客様に提案出来たら良いなぁと、構想を広げております。

 

外壁・屋根等の塗装を検討される際には、信頼できる塗料を使用し、経験豊富な職人が施工する専門店に依頼されるのが安心ですね。

 

 

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細川美装
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